ニュース & 特集

ヘルスケア

角膜矯正術–有効なLASIKの代替療法

LASIKなどのレーザーによる視力矯正法が進歩し安全になっても、目に外科手術をすることに抵抗のある人は、まだたくさんいます。

そういった方に朗報で、角膜矯正術という代替療法があり、現在実行可能の上、だんだん一般的にもなってきています。この角膜矯正術というのは、一般的にオルソKと呼ばれていて、患者に合わせて作成される酸素透過性コンタクトレンズを使い、角膜に直接的に働きかけ、徐々に本来の丸い形に矯正していきます。多くの事例から、このハードレンズは、乱視の矯正にも有効であることがわかっています。

実は、オルソKには、すでに数十年の歴史があります。しかし、就寝時着用可能な特別レンズの製造技術は、最近世に出たばかりです。アスリートなどホコリの多いところにいる時間が多い方にとって、通常のコンタクトレンズでは、目に違和感を覚えることが多いですが、オルソKを使うと、それを完全に解決できます。また、18歳までLASIKの施術はできませんので、近視や乱視がある子供にも最適です。新研究によると、角膜矯正術によって、近視の軽減、少なくとも進行を止めることが可能です。

患者に合う特別レンズを選択する前に、眼科医などのアイケアの専門家が、角膜形状解析という方法で、目や視力を総合的に診断します。これは、短時間で、痛みも与えず、目の表面の立体図を作成する方法です。

角膜形状解析で得られたデータを基に、眼科医は、レースカットのカーブの種類が何百種とある特殊レンズの中から、患者の角膜の形状に近いものを選びます。

レンズの効果は一時的なのですが、毎晩着用することによって、改善された視力を保つことができます。「着用した翌日は、改善された視力が平均12~20時間保たれます」と東京にあるカトウ・アイ・クリニックの加藤タクジ医師は言います。カトウ・アイ・クリニックでは、今までに全国一多い2,000人以上の患者のオルソKレンズを作成しています。

加藤医師によると、軽度から中程度の近眼には、オルソKが有効ですが、重度の近眼には、あまり効果が無いと言います。また、一般的に、目が健康であれば、年齢は関係ないということです。

また、オルソKは、いつでも使用をやめることができます。LASIKを受けたいと思った時は、ただオルソKの使用をやめるだけで、なんの問題もありません。価格については、眼科によってもアフターケアの内容によってもかなり変わってきますが、一般的にLASIK手術の約半分の費用ですみます。様々な理由で、オルソKは、魅力的な選択肢です。

道玄坂 加藤眼科院長 加藤卓次
加藤卓次院長は、1990年に順天堂大学医学部で眼科学の博士号を取得しました。日本赤十字社医療センター麻酔科および眼科勤務を経て、順天堂大学医学部眼科学の医局長を務めました。角膜を主な専門分野としています。
1999年から2001年まで、ハーバード大学マサチューセッツ眼科耳鼻科病院およびスケペンス眼研究所で研究員として務めました。角膜の損傷の治癒を促すタイプ18コラーゲンの新機能を発見しました。1999年には、マサチューセッツ眼科耳鼻科病院/ボシュロムリサーチフェロー賞、2000年には、日本アイバンク研究賞を受賞しました。
http://www.katoeyeclinic.com/
http://healthyim.com/ja/jp/hospital/jp0364153190

タグ:オルソケラトロジー