ニュース & 特集

ヘルスケア

痛みを背負う

肩の痛みは、極めて一般的な症状である。この症状は、さまざまな年齢、職業および活動レベルの層の人たちを苦しめる。
肩の痛みは、患者を衰弱の手前にまで追い込むことがある。痛みは髪をとかしたり、ブラジャーを外したり、腕を頭のうえに上げたり、スポーツをしたりといった動きにより激しくなる場合がある。肩の痛みは、上肢の衰弱を伴うことが非常に多く、日常の活動に影響を与える。痛みは、背中または痛む肩を下に横たわる夜間に悪化する場合が多い。それにより睡眠と夜の安らぎが損なわれることがある。

回旋腱板は、肩関節の適切な動きにとって最も重要な構造であるだけでなく、肩の痛みを引き起こす損傷を最も受けやすい構造でもある。その他に肩の痛みの原因として、脱臼、関節唇損傷、インピンジメント症候群および五十肩などがある。

肩の疾患の治療は、鎮痛剤投与、理学療法、そして時として手術などがある。

手術の必要が生じた場合、新しい全関節鏡視下肩術 (all-arthroscopic shoulder procedures) を用い、開肩手術 (open shoulder surgery) は避けるべきである。

肩腱断裂に対する新しい全関節鏡視下 (キーホール) 外科的再建には、3か所程度小さな皮膚切開をすることが必要である。全関節鏡視下再建はより安全であり、術後疼痛は最低限である。筋を切断しないため、回復はより早いが、腱断裂を再建するために肩に特別な小型器具を貫通させる。

腱板断裂の関節鏡視下再建は、組織萎縮が始まる前に行えば非常に効果的である。およそ2か月から3か月後、骨から完全に分離した腱は、腱として機能できない可能性がある脂肪組織に変化を始める。回旋腱板が依然として再建されない場合、脂肪組織は収縮を始める。腱の収縮が著しい場合、従来の長さに回復することはできない。

肩の痛みは真剣に受けとめるべきである。痛みが継続するか肩を使うことが少なくなるなら、整形外科医やスポーツ外傷医の診察を受けるのを躊躇してはならない。早期の診断と正確な治療により、痛む月日を減らして、患者は通常の活動に戻れるかもしれない。

ローガンライ病院
整形外科、スポーツ医療と外傷後遺症専門医
スン チー キャン 医師
http://healthyim.com/ja/hospital/my60423888880

タグ:整形外科